人生の分かれ道は“ささいな選択”から始まる──ある運がいい起業家のサクセスストーリー

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こんにちは。
霊視経営コンサルタントの友野高広です。

運のいい起業家には、ある共通点があります。

それは、才能でも、生まれ持った何か特別なものでもありません。

では、それが何かというと「未来に対する考え方」です。

■自分の未来に確信を持てているか？

突然ですが、あなたに質問です。

あなたは、自分の未来が素晴らしいものになると信じているでしょうか？

自分の人生は、ここからどんどん良くなると感じられているでしょうか？

この質問に対して、

「はい、もちろんです！」

と即答できる人は、実は少ないのです。

なぜなら、多くの人が「これまでの経験」を基準に、未来をイメージしてしまうからです。

しかし、未来を創っているのは、そのような「過去」ではありません。

今この瞬間の「選択」なのです。

■最悪の選択が最高の出会いに変わるとき──ある起業家のリアルストーリー

都内某所。

ある秋の日の14時45分。

田島さん（仮名）は35歳の起業２年目の営業コンサルタントです。

15時に恵比寿駅の近くのカフェで、重要な商談のアポを控えていました。

相手は某外資系企業の日本支社長です。

これが決まれば、月額報酬100万円超のコンサル契約となります。

しかし、地下鉄を出た直後、田島さんは急に喉の渇きと軽い脱水のような感覚に襲われました。

田島さんは朝から動きっぱなしで、水分を取っていなかったのです。

「やばいな・・・このままだと集中力が切れそうだ」

田島さんの視線の先には、駅前のコンビニが見えました。

時計を確認すると、14時55分──約束の時間まで、あと5分です。

（大丈夫。サッと買って出れば間に合う）

そう判断し、田島さんはコンビニのドアをくぐりました。

冷蔵コーナーで、いつもの炭酸水を手に取り、急いでレジへ向かうと、前には５人ほどの行列ができていました。

しかも、その中の一人が店員と揉め始めていた。

「なんでレシートが出てこないんだよ！」
「申し訳ありません、すぐ確認しますので・・・」

（あぁ、よりによってこんな時に・・・）

結局、レジは進まず、時計を見るとすでに14時59分です。

慌てて商品を棚に戻し、彼は小走りでカフェに向かいました。

しかし、赤信号にも引っかかり、カフェに着いたのは15時3分でした。

「申し訳ありません、少し遅れてしまって・・・」

そう言ってテーブルに駆け寄った田島さんに、相手の支社長は無表情で一言。

「ビジネスは“時間”に信用が宿るものです。今回はご縁がなかったということで」

名刺も受け取られぬまま、支社長は静かに席を立ち、そのまま店を出て行かれました。

（なんてことだ・・・あぁ、コンビニさえ寄らなければ・・・）

田島さんは、そのまま椅子に座り込み、無言で数分間、冷めたコーヒーを眺めていました。

結局、コーヒーは喉を通らず、落胆の中、カフェを出たのは15時20分。

来た道を戻ると、さっきのコンビニが目の前に現れました。

喉は、まだ渇いたままでした。

（本当に、最悪な判断だったな・・・）

そう思いながら視線を落として歩き始めたその時、背後から声をかけられました。

「・・・田島？やっぱり田島じゃないか！」

振り向くと、コンビニの制服を着た男性が笑っていた。

「お前だよな？高校のときのサッカー部の田島だろ？」

驚きで言葉を失いかけたが、すぐに思い出しました。

その相手は、当時、１年先輩だった高橋さんでした。

「えっ！？うわ、高橋先輩・・・！めちゃくちゃ久しぶりです！」

「さっきレジで大変だったろ？俺も中にいたんだけど、変なクレーマー来てて声かけられなかったんだよ。すまんかったな・・・」

「いえいえ、全然！」

「それにしても、元気なさそうだな？何かあったのか？」

田島さんは、先ほどの失敗を正直に先輩に話しました。

久しぶりの再会に、どこか心が緩んでいたのです。

すると、先輩の高橋さんは、一呼吸置いてこう言いました。

「・・・そうか。悪かったな、うちのコンビニでそんなことになって。だったら、ひとつ提案がある。実は、うち今EC事業も拡大しててさ、外部の営業体制を再構築しようと思ってたとこなんだよ。うちと組んでくれないか？」

田島さんは、一瞬耳を疑いました。

話を聞くと、高橋さんは、今やコンビニ４店舗とEC事業会社を経営する実業家で、その月商は5,000万円を超えていました。

後日、正式に打ち合わせをし、契約は前の商談より３倍の報酬条件で決まりました。

あの時、田島さんが、たった数分を惜しんで喉の渇きを我慢していたら──おそらく、この再会は起きなかったはずです。

「コンビニに寄った」という選択が、最高の未来をつくったのです。

運とは「今この瞬間に何を選ぶか」によって形を変えていくものです。

田島さんは、それ以来、朝起きるたびに、こんな感じで自分に問いかけるようになったと言います。

「ここから最高の人生を創るには、どうしたらいい？」

この問いが、自分の波動を整え、どんな選択も“成長”と“出会い”に変えてくれることを、田島さんは身をもって学んだのです。

■これは実話です

この話は、私の知り合いの起業家に実際に起きた実話です。

その方は、普段からこんなことをよく口にされていました。

「自分は運がいいんだよね」
「ここから最高の人生を創るにはどうしたらいいと思う？」

とても明るく、人懐っこく、ポジティブな方です。

そして、私はこう感じます。

この人は「運がいい」のではなく、「運の流れ」に乗って生きているのだと。

■「未来」は波動がつくる

スピリチュアルな観点から言えば、未来というものは確定していません。

あなたがどんな波動で、どんな問いかけをしながら“今”を生きるかによって、いく通りにも展開していくのです。

つまり、

「どうせうまくいかない」
「また失敗したらどうしよう」

という問いを日々自分にしている人の未来は、その波動に沿った“現実”として形を持ちはじめます。

そうではなく、先ほどの田島さんのように、

「ここから最高の人生を創るにはどうしたらいい？」

という前提に立っている人には、一見トラブルに見える出来事さえ、幸運の扉となって現れるのです。

■今日から始めてほしい「運を上げるための問いかけ」

ここで、あなたにオススメしたい習慣があります。

それは、毎朝、鏡の前で自分にこう問いかけてみてください。

「ここから最高の人生を創るには、どうしたらいいと思う？」

この自分への問いかけが、あなたの波動を整え、未来に向けた“エネルギーの軌道”を変えていきます。

この習慣があなたの中に根づいていけば、小さな選択の一つ一つが、“より良い未来”へと自然とあなたを導いてくれるようになります。

■まとめ

運のいい人は、特別な運を持っているわけではありません。

「いま自分が信じる未来にエネルギーを注いでいる」

その結果、必要な出会いやチャンスが、まるで引き寄せられるようにやってくるのです。

あなたも、ぜひ今日から問いかけてみてください。

「ここから最高の人生を創るには、どうしたらいいと思う？」

その言葉が、きっとあなたの現実を変え始めます。

それでは、本日のお話は以上です。
ありがとうございました。

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